
2025年7月25日、ウズベキスタン・タシュケントで行われたU-22日本代表対サウジアラビア代表の一戦。28年ロサンゼルス五輪を目指す世代にとって重要な初戦となるこの試合を、ウズベキスタンに住んでいることもあり、偶然にも観戦することができました。せっかくなど普段はそれほどサッカーに詳しくない私でも、鳥肌が立つような感動と興奮を味わえました。
試合を観たきっかけ
「日本代表が来ているらしい」と地元の知人から聞いたのがきっかけでした。最初は半信半疑でしたが、調べてみると本当にU-22代表が遠征中とのこと。しかも、日本の次世代を担う若手たちが、ロス五輪に向けて戦う重要な初戦がタシュケントで開催されるというではありませんか。
「これは観るしかない!」と思い、会場に足を運びました。試合開始は夜で、タシュケントの夏といえど日差しがないため涼しく感染することが出来ました。
スタジアムの雰囲気と現地の熱気
試合会場はウズベキスタンの首都タシュケント市内の競技場。ウズベキスタンはサッカー人気が高いですが、U22の試合とあってかスタジアムの人はまばらでした。現地サポーターの歓声が響く中、日本代表の選手たちがピッチに現れたときは、やはり胸が熱くなりました。
日本人サポーターの姿もちらほら見かけました。私のような現地在住の日本人ではなく。日本からきた応援団で太鼓などもなっており驚きました。
試合の流れ:前半から主導権を握る日本
前半、日本代表は見事に主導権を握れると思いきや、サウジアラビアが非常に良いサッカーをしており互角の戦いでした。特に印象的だったのは、サウジアラビアのパスを繋ぐ姿勢。てっきりロングボールを蹴ってくると思っていたので、チーム全体の統一感に驚かされました。
しかし結局、前半は2対1とリードした状態で折り返し安心しました。
後半はさらに勢いを増し、圧巻の3ゴール
後半に入ると、日本の勢いは増していきました。ゴールラッシュとも言える追加点が次々と生まれ、観ているこちらも気持ちが高揚しました。
選手層の違いからか選手交代のたびに試合は有意に進んでいき、最終的に5-1で日本の大勝。点差以上に内容でも圧倒していたと思います。得点シーンごとに観客席のテンションが高まり、選手たちもそれに応えるようにエネルギッシュなプレーを続けていたのが印象的でした。
名前は分からなくても、心を動かされたプレーの数々
正直、選手の名前やポジションにはあまり詳しくありませんが、それでも「この選手すごい!」と思える場面がたくさんありました。
中盤でボールを奪ってそのまま前線にパスを通したシーン、背の高いDFが決死のクリアを見せた瞬間、交代直後にスプリントしてプレスをかけ続けた若手…。どれも観ていて胸が熱くなりました。サッカーの細かいルールがわからなくても、こういう“熱”は確実に伝わってきます。勝ちたい、チームのために走る、仲間と喜ぶ──そうした一つ一つのプレーに、私は強く心を動かされました。
初めての“海外で日本代表戦”という体験
ウズベキスタンで日本代表の試合を観られるなんて、まさに奇跡的な体験でした。スタジアムの外では警備も穏やかで、治安の不安はありませんでしたし、売店では現地の軽食も楽しめました。
またウズベキスタン現地の方々が日本を応援してくれていたのは嬉しい出来事でした。次戦は開催国・ウズベキスタン代表との試合が控えているので、楽しみです。
まとめ
たまたま出会った日本代表戦。サッカーをよく知らなくても、選手の名前を知らなくても、「がんばれ!」と声を出したくなるあの感覚は、他のどんな体験にも代えがたいものでした。次戦も楽しみですし、ロス五輪本番では彼らが世界の舞台で輝くことを心から願っています。
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