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公開日:2024/08/19 | 作成者:Uラボ編集部

オフショア開発で生じるコミュニケーションの難しさについて解説|対応策もご紹介

オフショア開発は、コスト削減やリソースの効率的な活用など多くのメリットがありますが、コミュニケーションの難しさという課題もあります。
この記事では、オフショア開発で生じるコミュニケーションの課題とその解決策について詳しく解説します。

目次

    1. オフショア開発におけるコミュニケーションの課題

     

    1-1. 言語の違い

    オフショア開発では、海外の開発チームと連携するため、言語の違いがコミュニケーションの障害となることがあります。多くの場合、共通言語として英語が使用されますが、日本企業にとっては、英語を母国語としない開発者とのコミュニケーションが難しくなることが多いです。

    1-2. 日本語特有の難しさ

    日本語は、微妙なニュアンスや敬語、あいまいな表現が多く、外国人にとって理解しにくい言語です。このため、オフショア開発において、日本語での指示や要求が正確に伝わらないことがあります。文化的な背景も影響し、言葉の裏にある意図が理解されないこともあるでしょう。

    1-3. 人材管理の難しさ

    地理的に離れているため、オフショアチームの人材管理が難しくなります。例えば、進捗報告や問題の共有がリアルタイムで行われないことがあり、プロジェクト全体の進行に影響を及ぼす可能性があります。時間帯の違いも、スムーズなコミュニケーションを阻害する要因となります。

     

    2. オフショア開発におけるコミュニケーション問題の解決策

     

    2-1. 英語力を高める

    オフショア開発を成功させるためには、社内での英語力を高めることが重要です。英語研修やビジネス英語の習得により、海外の開発チームとのコミュニケーションを円滑にすることが可能です。また、日常的に英語を使用する環境を整えることで、スムーズなやり取りが期待できます。

    2-2. 日本語がわかる人が多い国や企業を選択する

    オフショア開発先として、日本語を理解できる人材が多い国や企業を選ぶのも一つの解決策です。例えば、日本語教育が盛んな国や、過去に日本企業との取引実績が豊富な企業を選定することで、言語の壁を少しでも低くすることができます。

    2-3. 語学力のある、開発に詳しいブリッジエンジニアがいる企業を選択する

    ブリッジエンジニアは、日本企業とオフショア開発チームの間で橋渡し役を果たします。彼らは語学力だけでなく、開発の知識も持ち合わせているため、技術的なやり取りや仕様の確認などを円滑に進めることができます。ブリッジエンジニアの存在は、コミュニケーションの質を向上させ、プロジェクトの成功率を高めます。

    2-4. 設計におけるあいまいな表現を避ける

    オフショア開発では、設計書や仕様書の内容が明確であることが重要です。あいまいな表現や抽象的な指示は、誤解を生む原因となるため、具体的で分かりやすい表現を心がけましょう。また、必要に応じて図やフローチャートなどの視覚的な資料を活用することで、より正確に意図を伝えることができます。

     

    4. まとめ

    オフショア開発におけるコミュニケーションの難しさは、言語や文化の違いに起因することが多いですが、適切な対策を講じることで、これらの課題を克服することが可能です。英語力の向上や日本語が理解できる人材の確保、ブリッジエンジニアの活用など、さまざまな方法を駆使して、円滑なコミュニケーションを実現し、プロジェクトの成功につなげましょう。

    私たち「Uラボ」のオフショア開発チームも、SESのメリットを最大限に活かし、安価で高品質なエンジニアリソースの提供を実現しています。様々な開発手法に対応した弊社の開発リソースをぜひ利用してみませんか。

     

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